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米利上げが現実味を帯び、相場に変化をもたらすのはいつ頃か? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

下図は、04年から06年にかけてFRBが連続利上げを実施した当時のNYダウ平均の推移を示したものです。当時の状況から明らかになってくるのは、まず実際に利上げがスタートする3~4カ月前までNYダウ平均は順調に上値を切り上げていた(この時期はまだ利上げの現実味が乏しいのでしょう)ということで、どうやら利上げが現実味を帯びてくる時期というのは、かなりそのタイミングが迫ってきてからになるということです。
また、いよいよ利上げが現実味を帯びてくるようになると一旦は株価が調整含みになるということも、この図からあらためて確認することができます。この株価調整は最初の利上げ実施以降も4~5カ月ほど続き、後に一段の景気拡大を確認しながら徐々に上値追いの展開へと転じて行ったことがわかります。
2014年12月03日
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今後のドル/円の行方を多面的に考える必要 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

これまで、主要国の中央銀行は今後の政策方針について事前に情報を意図的に提供し(政策発動の可能性を匂わせ)、金融市場が徐々に織り込む様子を見守るという手法を用いるのが基本でした。それは「過度に急激な相場変動は好ましくない」という至極当然の姿勢に基づいたものであり、それを俗に「市場との対話」などと言ったりもします。その点からすると、今回の黒田日銀のやり方は決して好ましいものとは言えないでしょう。
2014年11月05日
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米株価が大幅調整なら一旦は円買い傾向が強まる可能性も・・・ 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

8月に入って一時16333ドルまで下落したNYダウ平均は現在、200日移動平均線(200日線)に下支えされるような格好で一旦はリバウンドが生じる状況となっています。過去1年を振り返ってみても、13年10月の安値や今年2月の安値は200日線にガッチリと下値を支えられたことがわかります。ただ、QE3の下で膨大な資金供給が行われていた頃の状況と現在の状況は大きく異なってきており、今回もNYダウ平均が200日線を明確に下抜けることはないとは言い切れません。
むしろ、これまで200日線が強力な下値支持役として機能してきただけに、今後ひとたび同水準を明確に下抜けてきたならば、そのインパクトは相当に強いと考える必要があるでしょう。米株価が一段とまとまった調整を交える展開になった場合、一時的にも金融市場は不安定化し、リスク・オフのムードが強まるなかで一旦は円買い傾向(ドル/円への下押し圧力)が強まることとなる可能性も十分にあるということは、やはり今から一応は警戒しておく必要があるものと考えます。
2014年08月13日
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なおも日経平均株価の弱気トレンドは継続!? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

要するに、年初からの弱気トレンドはなおも継続しているということであり、このことは本欄の14年2月19日更新分で述べたように「日経平均株価は昨年12月30日高値=16320円を始点として【第2波】の調整局面に入った」との見方と符合することになります。同更新分では「2月5日安値で調整が完了したと見ることには少々無理がある」とも述べており、実際に4月11日には13885円まで下押すこととなりました。
2014年04月30日
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月足チャートでドル/円相場を分析とすると・・・ 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

そして今、足下では12年の年末あたりから大きく水準を切り上げてきた31カ月線が徐々に上向きになってきた62カ月線を下から上へ突き抜け、まさに長期の「ゴールデンクロス」が示現しました。上向きの62カ月線を31カ月線が上抜けたわけですから、このゴールデンクロスの信頼性は高く、これは少なくとも過去10年では見られなかったことです。
つまり、長期的に見ればやはりドル/円は基本的に強気ということになるものの、当面は一定の調整を余儀なくされ、その間、月足の遅行線は「雲」上限に押さえられ、むしろ月足ロウソクは「雲」上限を意識した展開になりやすいのではないか。ただ、いかに調整が一時的に加速したとしても31カ月線を明確に下抜けることは考えにくく、しばらくは同線の強い下支えを受けながら、次の大きくて長いと考えられる【第3波】の壮大な強気相場に移行するタイミングをうかがうことになるものと思われます。
2014年03月05日
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今まさにドル/円は一つの正念場を迎えている!? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

つまり、2月4日以降に形成されている「中段保ち合い」の状況は徐々に煮詰まってきているものと考えられ、そろそろ保ち合い状態から放れる動きが見られてもおかしくはないということになります。ここで「中段保ち合い」と称するのは、年初からの下落基調が基本的には続いているとの想定を前提にしているからであり「保ち合いから放れる」というのは「下方に放れる(=下放れとなる)」ことを意味するものと考えていいでしょう。
まして今回の保ち合いの形状は、下値が徐々に切り上がっているにも拘らず、上値は103円の手前あたりでガッチリと押さえられた「上昇フラッグ型」になっており、テクニカルの"教科書"によれば、多分に脆さを孕んだ保ち合いであるということになります。下値サポート(=今回は2月4日安値と2月17日安値を結ぶライン)がグンと切り上がってきているだけに、ともするとそのサポートを下抜けやすく、ひとたび下抜けると支えが失われて急な下落につながりやすいのが上昇フラッグ型ということになるでしょう。
2014年02月26日
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当面はドル/円の第5波の終点を見定めることが重要!? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

本欄の2013年12月4日更新分でも述べているように、ドル/円の「45-50週安値サイクル」の見方からすれば、昨年12月から今年2月あたりに第5波は終了する可能性が高いと考えられ、すでに現在はその時間帯に突入しています。また、水準的にもすでに適当な域にまで到達しており、場合によっては年明け2日高値=105.44円が第5波の終点となった可能性も否定はできないものと考えられます。
2014年01月08日
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直近高値からのドル/円の調整は3波構成になる!? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

これを踏まえて足下の相場に注目してみると、5月22日高値=103.73円から始まったと見られる「第4波の修正波」もa-b-cの3つの波を持つはずであり、たとえ目先的にリバウンドが生じたとしても、そこで「第4波が終了した」と判断してはならないということになります。執筆時はFOMC声明やFRB議長会見を間近に控えていることもあって確たることは言えませんが、仮に直近(6月13日)安値=93.79円からのリバウンドが生じたとしても、それはあくまでa波が終わった後のb波に過ぎず、後に訪れるc波の終点は「a波の終点よりも低い水準に位置する可能性が高い」ということになります。
なお、これまでに本欄でも幾度か述べているように、過去のドル/円の価格推移に認められる「45―50週(安値)サイクル」に基づいて考えると、足下の調整局面は昨年9月安値から45―50週後にあたる7月下旬~8月下旬あたりまで続くものと考えることができそうです。
http://www2.monex.co.jp/html_mail/mkt/monexmail/20130619/20130619_Tajima_graph.pdf
2013年06月19日
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6月のドル/円は「一旦調整局面入り」となるか? 田嶋智太郎さん [田嶋智太郎さん]

5月が終わり、注目していたドル/円の月足(ロウソク)は8カ月連続の「陽線」となりました(下左図参照)。変動相場史上における新記録の達成です。少し気になるのは、5月の月足がやや長めの上ヒゲを伸ばす格好になったこと。加えて、5月の終値が一目均衡表(月足)の「雲」上限が位置する水準に留まったことです。この「雲」上限が今後も強く意識され続けるようであれば、6月のドル/円は上値の重さが嫌気され、調整色の入り混じった展開となる可能性があります。
仮に、6月の月足が「陰線」ということになれば、その調整ムードが翌月、あるいは翌々月あたりまで持ち越されるということも十分にあり得ます。「8ヶ月連続の陽線」という結果がもたらす次の展開は「やはり6月も陽線」となる可能性よりも、むしろ「さすがに6月は陰線」となる可能性の方が高いと考える必要があると思われます。決して、先行きに対して悲観的で弱腰になるというのではなく、背負うリスクに見合った慎重さが投資家には求められるということです。
2013年06月05日
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掲載翌々日の07日早朝、94円台の円高がありました。お見事でした。
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