SSブログ

第333回 「ユニコーン」がもたらすディスインフレ 堀古英司さん [堀古英司さん]

アメリカで「2003年以降に創業し、10億ドル以上の価値を持つ企業」のことを「ユニコーン」と呼びます。これは2年前、アイリーン・リーというベンチャーキャピタルの創業者が付けた呼び名です。ベンチャー・キャピタルにとって、将来大成功を収める企業を見極めることは、伝説の生き物であるユニコーン(一角獣)を見付けるほど難しい、との例えから来ています。
(中略)
これまでアメリカでは、失業率がある程度以下に低下すれば、インフレ率が加速的に上昇していく、というのが経験則でした。現在失業率は5.1%と金融危機以来の最低水準であるため、「経験則から」FRB関係者は年内に利上げを実施したくて仕方ないようです。期待インフレ率は1.1%台と、目標の2%を大きく下回っていますが、「経験則から」必ず上昇すると信じているようです。しかしユニコーンが次々とアメリカ経済を変えていく中、本当に近々、インフレ率が安定的に2%を超えてくる時など来るのでしょうか? 私は甚だ疑問です。
2015年10月30日
以上、転載
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 1

(。・_・。)2k

ユニコーン 初めて聞きました

by (。・_・。)2k (2015-12-21 00:18)