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窪田真之さん ブログトップ

マイナス金利が銀行・生損保・その他金融に与える影響 窪田真之さん [窪田真之さん]

損害保険は、原則1年契約です。生命保険のように20年30年と続く契約はほとんどありません。生命保険のような長期固定負債をかかえているわけではありません。したがって、日銀がマイナス金利を導入して、長期金利が低下しても、運用の逆ザヤが発生する懸念はほとんどありません。
日経平均が上昇する時、損保株の値動きが良くなることが過去によくありました。保有する資産(株や不動産)の時価が上昇することが意識されるからです。損保株の短期的な値動きは、保険業の損益よりも、保有する株や不動産の値動きで決まることが多いのです。今後、日経平均が底打ちして上昇が続くと考えるならば、ここから損害保険株への投資が面白くなります。
本業(保険業)の損益も、もちろん重要です。短期的な株価への影響は必ずしも大きくありませんが、長期的な株価変動には影響します。
日本の損保会社は長年にわたり、自動車保険の赤字に苦しんできました。ところが、近年、損益改善のために料率引き上げを実施した効果で、自動車保険は改善しました。つまり、本業損益は改善しつつあります。
2016年2月2日
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バイオ関連株の投資の考え方 窪田真之さん [窪田真之さん]

欧米では新薬開発のパイプラインは、バイオ医薬品が中心になってきています。ただし、日本国内ではバイオ医薬品の開発は遅れています。バイオ医薬品は製造コストが高く、高価な薬になるので、日本で認可がおりにくいという事情もあります。高額のバイオ医薬品が大量に導入されて、医療保険の請求対象になると、保険財政が持たなくなるという不安が背景にあります。
公的医療保険による「国民皆保険」を維持していることが、日本の医療の質を高めています。一方で、その皆保険を維持するために、バイオ医薬品のような高価な薬の導入が遅れるという面もあります。高価なバイオ医薬品だけ保険非適用として、その他の医療行為を保険適用とする「混合治療」が認められれば、バイオ医薬品の導入に追い風となるかもしれませんが、今のところ混合治療も認められていません。
2015年6月4日
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長期金利上昇で金融株が買われる。 窪田真之さん [窪田真之さん]

日本の長期金利が急反発したことから、3日は日経平均がショック安となりましたが、4日は金利上昇でメリットを受ける生保・銀行など金融株に買いが広がりました。
長期金利上昇が、企業価値に大きくプラスとなるのが生命保険業です。終身保険の保険負債は10~20年と非常に長い期間に及びます。生命保険会社は、10~20年の長期負債を固定金利で調達しているのと同様の状態です。そこで長期国債の利回りが低下すると、将来、運用で逆ザヤが発生する懸念が強まります。
第一生命保険(8750)など生命保険株は、これまで長期金利低下による逆ザヤ発生懸念で株価が低迷していました。足元は、長期金利の急反発を好感して、株価も急上昇しています。
銀行業にとっても、長期金利上昇はプラスです。銀行は預金を集めて貸金を行い、利ザヤを稼ぐのが基本ビジネスです。長短金利スプレッドが小さくなりすぎると、預貸金利ざやを取りにくくなるという問題がありました。長期金利が自律反発したことは、生保・銀行業の経営にプラスの影響を及ぼします。
2015年2月5日
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日経平均は買い場と予想、逆オイルショック懸念は続く 窪田真之さん [窪田真之さん]

つまり、原油急落のおかげで、アメリカの早期利上げ懸念はやや低下し、欧州や中国で金融緩和が行われる可能性が高まったと言えます。
今後、原油下落が一服し、仮に1バレル60ドルまで反発すれば、世界的に株は大きく上昇するでしょう。ただし、そうなると、今度は米長期金利が上昇し、早期利上げ懸念を、株式市場は懸念しなければならなくなるでしょう。
私は、現時点で、原油価格は下げ過ぎで、いずれ反発すると予想しています。そこで、日本株が上昇する流れは一度とっておきたいと思います。そのためには、今、日経平均17,000円前後で、日本株を買っておきたいと思います。
ただし、実際に原油の下落が一服し、株が上昇する局面では、早めに利益確定をしたいと考えています。アメリカの利上げに絡んで世界的に株安が起こる可能性を警戒した方がいいと思っているからです。
2015年1月9日
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今週の日本株見通し 窪田真之さん [窪田真之さん]

ところが今、一部の外国人投資家は、ようやく「これ以上円安にならなくても、日本株が上昇する可能性が出てきた」と感じ始めています。「円安になればなるほど日本経済には良い」とは限らないところまで、円安が進んだとの感覚があるからです。今後、消費増税の影響が薄れて日本の景気が持ち直し、業績予想の上方修正が増えてくる中で、久々に「円安にならない中での日本株の上昇」が実現するのではないかと期待を持ち始めています。
2014年9月29日
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今週の日本株見通し 窪田真之さん [窪田真之さん]

今の日経平均が、2003年5月~2005年12月の日経平均上昇パターンとまったく同じ上昇パターンを描くと仮定すると、これからさらに3~4ヶ月日経平均はボックス相場が続くことになります。そして3~4か月後に大きく上放れることになります。
私は、企業業績の上方修正が増えると考える10月頃に日経平均は1万6,000円を超えて上昇すると予想しています。
2014年7月28日
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ガソリン価格が20週ぶり低下、インフレ鎮静化の兆し 窪田真之さん [窪田真之さん]

私は、日銀が目標とする消費者物価指数前年比+2%は達成が難しくなると考えています。秋口にかけてインフレ鎮静化の気配が強まり、日銀が追加緩和を実施せざるを得なくなれば、日本の株式市場には追い風となるでしょう。
2014年7月25日
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「3分でわかる!今日の投資戦略」 窪田真之さん [窪田真之さん]

地政学リスクにより、ドルが買われるようになれば、要注意です。昔は、「有事のドル買い」といって、地政学リスクの上昇時には、軍事力の強いアメリカの通貨が買われるのが常でした。ところが、今は、「有事の円買い」といって、ドルが売られて円が買われます。現時点では、世界規模の戦闘が起こる可能性は低いと考えられているわけです。
2014年7月22日
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