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膠着感強まるドル円相場 昨年の二の舞か? 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

雇用は量的には回復しているものの、質的な弛みは解消されていない。FRBは利上げに向けた地ならしを進めているものの、利上げ時期やペースについては依然不透明。この中途半端さがドル円相場にも現れており、フォワードガイダンス変更以後は118~120円台の非常に狭いレンジで膠着が続いています。テーパリング決定後に長期のレンジ取引が続いた昨年の動きとも酷似しており、残念ながらしばらく方向感が乏しい時間帯が続く可能性が高まってきたと思います。レンジを意識し、逆張りスタンスで小刻みな売買に徹するのが得策でしょう。
さて、長らく執筆させていただいた当コラムですが、今回が最終回となりました。ご愛読いただきまことにありがとうございました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。
2015年05月08日
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労働市場は質・量ともピークアウト?利上げ期待遠のきドルは失速か 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

ドル高の原動力である利上げ期待が遠のくとすれば、ドルを積極的に買い続けることはもはや困難。ドル円は122円を天井に昨年のような長いトンネルに入った可能性があり、スタンスを中立に近付けておくのが賢明です。
2015年04月10日
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ついに動き出したドル円!FOMC議事録は労働市場の正常化を指摘 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

チャート上も、年初からの抵抗線をブレイクし、新たな上昇局面に突入した可能性が高くなりました。半年以上にわたったもみ合いを抜け出したことでモメンタムも強いと考えられ、4月4日の戻り高値104.13円はもちろん、年初の高値105.44円まで射程に入ってくる可能性があります。
2014年08月22日
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「イエレン・ダッシュボード」は金融緩和継続を示唆!ドルの上昇余地も限られるか? 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

全失業者に占める長期失業者の割合も32.8%と高く(リーマンショック前の平均は19.1%)、「仕事が見つからず失業が長期に及んだ結果、経済的な理由でやむなくパートタイマーになる」という構図が浮かび上がってきます。低賃金のパートタイマーが増えれば、平均賃金の上昇は抑えられ、消費やインフレも上向きません。さらに長期の求職活動でも就職先が見つからず、就職をあきらめる人が増えた結果、労働参加率は62.8%と1975年以来の低水準が続いています。雇用統計は表面的には改善していますが、中身は健全な状態からは程遠いのです。
労働市場の質にこだわるイエレンFRB議長は、上記の労働参加率、長期失業率、広義の失業率を含む9つの雇用関連指標(いわゆるイエレン・ダッシュボード)を注視していますが、現時点でリーマンショック前の水準に回復している指標は9つのうち3つしかありません。FRBの利上げ開始までの道のりは、まだまだ長いと見るべきでしょう。
2014年07月11日
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膠着相場を打開する次のテーマは? 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

市場が注目しているのは、6月に行われる成長戦略の改訂作業。この中で、現在55%を占める国内債の割合を引き下げ、現在17%程度の国内株式の割合を引き上げるなど、政府主導でのリスクテイクに踏み出すことが期待されています。国内株式の比率を25%に高めたと仮定すると、ざっと10兆円の株買い需要が発生する計算。公務員の年金を運用する共済年金も追随した場合、さらに3兆7千億円の株買いが出るとの試算もあります。
2014年04月25日
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労働市場の質に言及したイエレン議長 早期利上げ期待後退でドル安へ 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

つまり雇用市場は一見回復しているように見えるものの、実は健全な状態からは程遠い。3月のFOMCで利上げ検討の失業率基準6.5%を撤廃し、「労働市場やインフレ圧力など幅広いデータを考慮する」としたのはこのためです。労働経済学が専門であるイエレン議長は、物価安定と雇用を天秤に掛ければ雇用を取ると公言してはばからない人物。まして現在米国の消費者物価指数は前年比+1.1%とFRBの目標である2%を大きく下回っており、インフレの心配はありません。イエレン議長は、先月のFOMC後の記者会見で、量的緩和の終了(おそらく今年秋)から最初の利上げまでの期間について、「6か月程度」と発言して物議をかもしましたが、言いたかったことはおそらく「少なくとも6か月で、状況次第ではさらに長くなる」ということだったのでしょう。
労働市場が量的にも質的にも健全な状態になるまでは金融緩和を続けるというのがFRBの意向だとすれば、最初の利上げは再来年までずれ込む可能性もあります。米国金利の先高観は大きく後退し、しばらくはドルを買いづらい局面が続きそうです。今後ドル円は下値がぜい弱となる一方、ユーロや豪ドルは対ドルで上昇余地が広がりそうです。
2014年04月11日
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ドル円の下落リスク高まる!1月のアノマリーとは? 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

一方日本では、消費者物価指数(生鮮食品を除くコア)が直近11月時点で+1.2%と、日銀のシナリオ通り順調に上昇しています。黒田日銀総裁は、今週の金融政策決定会合後の記者会見で、「14年度後半から15年度にかけ物価目標2%に達する」と強気の見方を示しました。確かに、円安による値上がりが様々な品目に波及しつつあるうえ、3月にかけては消費税前の駆け込みで日配品などの値上がりが予想され、黒田総裁の見方もまんざら希望的観測でもなさそうです。となると、日銀としては追加緩和すべき理由がないわけで、消費税引き上げ後の景気指標が出そろってくるのが6月以降になることを勘案すると、1-3月はもちろん、4-6月も動きなしと見るのが妥当ではないでしょうか。日銀の追加緩和期待を当て込んだ円ショートは今後手仕舞いを余儀なくされる可能性があり、ドル円は下値が脆弱な状況が続くと見ています。
昔から、ドル円は1月が1年の高値または安値になることが多いというジンクスがあります。万が一、年初の105円が今年の高値になるとすれば、誰も予想しなかった番狂わせ。誰もが円安シナリオを信じて疑わない今だからこそ、鉄板予想が外れた時のリスクを想定しておくべきではないでしょうか。
2014年01月24日
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秋の相場は荒れる?三角保ち合いのブレイクに注意! 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

問題は上下どちらに放れるのか?ですが、筆者はドル安・円高方向である可能性が高いと考えています。一番考えられる要因は、アベノミクスに対する期待感の剥落です。米国の緩和縮小が先送りになり、ドルが全面安となる中でも、ドル/円がここまで値を保っていられたのは、アベノミクスに対する期待感が特に海外勢の間で強かったからにほかなりません。しかし10月になり臨時国会が始まりましたが、安倍首相が成立を急いでいるのは日本版国家安全保障会議(NSC)創設関連法案や特定秘密保護法案などで、アベノミクス第3の矢である成長戦略の方向性は一向に見えて来ません。アベクロ相場の片割れである黒田日銀も、今のところ追加金融緩和を検討しているフシはありません。このままではしびれを切らした海外投資家が円ショートの手仕舞いに動く可能性も出てきます。
2013年11月1日
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米国債デフォルト回避でも手放しで喜べない理由 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

ただし、今回の合意はあくまで暫定的なものであり、財政協議が完全に決着したわけではありません。とりあえず目先は、米国債デフォルトという最悪のシナリオは消えましたが、法案の期限である2月になればまた今回と同じような混乱が繰り返される可能性があり、単に問題が先送りされたにすぎません。言ってみれば、マイナスが一旦ゼロに戻るだけであり、プラスになるわけではありません。目先は安堵感によるリスクオンが見られるでしょうが、過度の楽観は禁物です。
また、政府機関の閉鎖が2週間以上続いたことによる実体経済への悪影響も避けられません。すでに発表された10月分の経済指標、ミシガン大学消費者信頼感指数とNY連銀製造業景況指数は、前月から大きく悪化し市場予想を下回っています。今月29-30日のFOMCでは、QE縮小の見送りが濃厚でしょう。FRBハト派の筆頭であるイエレン氏が次期議長となることが決まっていることもあり、米国の金融緩和解除は当初の予定より大幅に後ずれする可能性が出てきました。金利動向面からもドルは積極的に買いづらくなります。
テクニカルにも、5月以来の大きな三角保ち合いの上限にあたる99円台は強い抵抗線となるとみられ、ここから積極的に買い上がるのも難しいところ。結局は98円付近を中心としたレンジ相場が続く公算が大きく、今次の上昇局面では逆張りスタンスで臨むのが賢明です。
http://lounge.monex.co.jp/advance/kawase/2013/10/18.html
2013年10月18日
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QE縮小見送りで浮かぶ通貨・沈む通貨 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

というわけで、ドル安と円安がぶつかり合う形で、ドル/円は再び97-100円程度のレンジ内で膠着となりそうですが、ドル/円よりもクロスでの円売りに妙味がありそうです。米国金利の低下はドル安要因、株高は円安要因であり、「ドル安・円安」はクロス円が上昇しやすい組み合わせなのです。特に、QE縮小に備えてドルに還流していた過剰流動性が、今後は再びリターンを求めて高金利通貨や資源国通貨に拡散していくと見られ、豪ドル/円やNZドル/円、南アランド/円などは狙い目だと思います。
2013年09月20日
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