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奥川恭伸と佐々木朗希 [スポーツ]

奥川恭伸
高校2年の春のセンバツを見たときに、田中将大クラスだと思った。しかし、2年の夏までは、伸び悩み。シュート回転してホップするストレートを修正できず、2年のときは田中のレベルまでは行けなかった。2年のときの田中がすごすぎたということもある。
以降は、かなり順調。3年の夏には本家の田中から「自分の高校のときより、はるかに完成度が高い」と言われるまでになった。田中の言葉はお世辞ではない。映像を比較してみれば誰でもわかる。

佐々木朗希
高校時代の佐藤由規は投げるたびに腕が伸びているように感じた。肩と肘の関節が柔らかいから、そう見えたのでは。「この人は最高に気持ちよく投げるピッチャーだけど、壊れそうで見ていて怖い」と思っていたら、プロ入りしてからは何年も持たなかった。
これを踏まえて、自分が考える壊れやすい高校生投手の3条件は、速い球を投げる、身体が柔らかすぎる、身体が大きい、の3点。もちろん、この3点は素質の裏返しでもある。
ということで、佐々木朗希は日本のピッチャーの歴史なかで一番壊れやすい。高校最後の夏の大会で、決勝に登板させなくて、ホント良かった。危なすぎる。「登板させろ」と訴えていた匿名の人たちは、野球のピッチャーは故障する運命にあるということを知らない人たち。あるいは、成功しそうな人の失敗を願っている人たち。人の失敗だけを楽しみに生きている人は、かなり多い。

奥川恭伸と佐々木朗希。
こんなピッチャーが同世代にいるというのは、当人同士にとってラッキーなはず。というか、ラッキーだったと思えるように、競い合っていくのだろう。この二人なら、コロナ休みも有効利用してるはず。

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