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準備する [広木隆さん]

「まぐれ」の例で言えば、タレブは70%の確率で市場は上昇すると思っている。しかし上昇しても小幅な上昇にとどまる。1%の上昇と仮定しよう。期待値は70%×1% = 0.7%である。反対に、市場が下落する確率は30%しかないと見ている。しかし、もし下げたら半端な下げでは済まない。10%の暴落になる可能性があるとしよう。期待値は30%×▲10% = ▲3%。来週の市場リターンの期待値は0.7% + (▲3%) = ▲2.3%。だから天才トレーダー・タレブのポジションは株価指数先物の空売りなのである。
以上、2011年6月13日 マネックス証券 広木隆さんのストラテジーレポートより転載
傑作の連投でした。
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ストラテジストの予想は当らない - なぜ理論が大切なのか - [広木隆さん]

相場は運や偶然に左右されるところが大きい。理屈(理論)で説明ができるのはせいぜい2割がいいところである。運や偶然は人の力ではどうにもすることができない。だからこそ、人の力で突き詰められる理論が大切なのである。
以上、2011年6月10日 マネックス証券 広木隆さんのストラテジーレポートより転載
努力の大切さを感じさせてもらいました。
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マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆さん [広木隆さん]

http://www.monex.co.jp/static/jpmorgan/strategy/strategy_20101201_1.pdf
試用期間が終了したとのことです。おめでとうございます。自分のレポートを検証するというスタンスが素晴らしいです。
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マネックス証券チーフ・ストラテジスト 広木隆さん [広木隆さん]

株式市場展望Part1:日本株は上昇局面を迎える 2010/9/13
株式から資金が流出し債券市場に流れ込んでいる俯瞰的な図式を見て、「投資家はリスク資産敬遠・安全志向」と評するのは的外れではない。しかし、債券市場にフォーカスを絞ると債券のなかでも徐々にリスクをとって利回りを求める動きが出ている。低金利に飽き足らなくなったマネーがリスク・リターン・トレード・オフの階段をひとつずつ登り始めた。株式市場の扉をノックする日はそう遠くない。ノックの音は初めは静かに、しかしやがて激しいものへと変わるだろう。
(中略)
端的にいえば、米国の金利が日本株の説明要因として最も重要である。近年は輸出主体の製造業のみならず内需産業であっても海外で稼ぐ消費サービス型企業が増えていることもあって、ますますグローバル経済の重要度が高まっている。従って、グローバル経済の強弱感、方向性の代理指標として米国金利の動向が重要なのだ。誤解しないでいただきたいのは米国金利そのものが日本の株価を決定するわけではない。株価に決定的な影響力を持つのはグローバル経済である。米国金利はその「体温計」であり「指標」であり、最も雄弁な「解説者」である。米国金利は日本の株価の説明要因であって決定要因ではないが、前述した理由によって「いかにも米国金利が日本株を動かしているように見える」のだ。ゆえに米国金利をとりまく環境、そしてその方向性を議論することが、日本株を語るうえで分かりやすい道標となる。優秀な米国債アナリストは、優秀な日本株ストラテジストになれる要素を自ずと兼ね備えている。
以上、転載
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マネックス証券 チーフ・ストラテジストに広木隆さんが就任 [広木隆さん]

http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2010/news1008t.htm
マネックスから届く、マーケットメール朝刊の文章が良くなったと思ったら、広木さんの署名が入っていました。期待しています。
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