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「イエレン・ダッシュボード」は金融緩和継続を示唆!ドルの上昇余地も限られるか? 雨夜恒一郎さん [雨夜恒一郎さん]

全失業者に占める長期失業者の割合も32.8%と高く(リーマンショック前の平均は19.1%)、「仕事が見つからず失業が長期に及んだ結果、経済的な理由でやむなくパートタイマーになる」という構図が浮かび上がってきます。低賃金のパートタイマーが増えれば、平均賃金の上昇は抑えられ、消費やインフレも上向きません。さらに長期の求職活動でも就職先が見つからず、就職をあきらめる人が増えた結果、労働参加率は62.8%と1975年以来の低水準が続いています。雇用統計は表面的には改善していますが、中身は健全な状態からは程遠いのです。
労働市場の質にこだわるイエレンFRB議長は、上記の労働参加率、長期失業率、広義の失業率を含む9つの雇用関連指標(いわゆるイエレン・ダッシュボード)を注視していますが、現時点でリーマンショック前の水準に回復している指標は9つのうち3つしかありません。FRBの利上げ開始までの道のりは、まだまだ長いと見るべきでしょう。
2014年07月11日
以上、転載
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コメント 1

(。・_・。)2k

そんなに失業率悪いんですね
知らなかった、、、

by (。・_・。)2k (2014-08-09 23:01)