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2012年米国経済・株式相場の見通し(3)堀古英司さん [堀古英司さん]

3年とはいえ、この間はユーロが印刷されている状態になります。そう、2009年のアメリカ同様、債務問題解決のために欧州も通貨印刷を積極化し始めているのです。ただ、欧州債務危機が既にユーロ下落要因でしたから、問題解決のための通貨印刷であればユーロ下落要因にはならないかもしれません。アメリカもまだQE3(第三弾量的緩和)実施の可能性がありますし、日本もいつまでも何もしない事はないでしょう。こうして考えると、世界的に人類が自由に発行できてしまう通貨の価値が実質的に下落していく状況に、まだまだ変化はないと考えるのが自然です。
金価格は株価指数や為替と違い、かなり大きな動きをします。1,000ドルから1,900ドルに上昇し、その後1,500ドル台まで下落した後1,700台ドルという変動に耐えられないという方もいらっしゃるでしょう。しかし金の価格変動というのはそんなものです。金に投資するのであれば予め、短期間に200-300ドル動いても気にならないくらいの覚悟が必要だと思います。重要なのはそういった目先の値動きではなく、世界的に悪化している財政状況に改善傾向が見えてくるかどうかという事なのです。
(2012年1月28日横浜にて)
以上、転載
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コメント 1

(。・_・。)2k

金 本当に儲かるんですかね?
良いとは聞くけど 買う気にはなれないなぁ

by (。・_・。)2k (2012-03-09 13:09)