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株の信用取引、手数料7分の1以下に 大和証券 [証券会社]

2010/06/25 日経Web刊より
大和証券は7月1日から、手持ちの資金以上の投資ができる信用取引の手数料を現行の7分の1以下に引き下げる。株式を頻繁に売買する個人投資家を取り込む狙いで、手数料水準は一部の少額取引を除き、SBI証券や楽天証券など大手インターネット証券を下回る。
大和は今年に入り、外国為替証拠金(FX)取引で、ネット証券と手数料の引き下げ競争を繰り広げてきた。今回の値下げで手数料の競争は証券会社にとって「本丸」の株取引にも広がることになる。
大和の新たな手数料はネット取引が中心の「ダイレクト」コースが対象。信用取引の金額が50万円以下の場合、手数料は一律150円、50万円超では同300円とする。現在は取引金額が大きくなるほど手数料も高くなる体系で、取引額が20万円なら1050円、50万円では1811円、100万円の場合は3622円となっている。1千万円なら2万4948円かかる。
新体系の導入で大和の手数料は20万円以下の少額取引を除き、大手ネット証券5社を下回るようになるという。
信用取引は通常の株式売買よりも少ない資金で取引ができる半面、相場が予想と反対の方向に動くと大きな損失を被る。売買経験の豊富な投資家が参加する傾向があり、市場全体で毎月数兆円規模の取引がある。大和は売買頻度の高い個人投資家の獲得に力を入れており、手数料引き下げをテコにネット証券からシェアを奪いたい考えだ。
取引コストの低さを売り物にするネット証券が対抗策を打ち出す可能性も高いとみられる。
以上、転載
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